こんにちは。
下田です。
つい先日までは半袖T-SHITSでもよかったと思えば、10月にはいって随分と寒くなりました。
と思えば、今日みたいに日中日差しが強く汗ばむくらいの陽気を迎える日もあります。
今日の日中は、少し風邪をひいてしまったこともあって、頭が重く、
業務に影響のない書類整理などをしていました。
オハナスマイルはご存じのかたも多いかと思うのですが、yoga generationというヨガの情報ポータルサイトの運営からスタートしています。
この部分がウェブはじまりだったので、一応会社ではウェブの企画会社ということになっています。
ですが、実際に受託(外からのお仕事をお受けする)制作をするようになったのは、立ち上げから一年を過ぎたころから。
今までに思えば100近いカンプを書いてきたかもしれません。
と、昔書きなぐったサイトデザインのラフ案たちをみつめては思うのでした。
あ~なつかしき日々よ。
しかし、
断捨離なり!
ちなみに、カンプとは英語のcomprehensive layout(包括的な、理解のある)の略語です。
別名モックアップとも呼ばれますが、実際にインターネットに掲載する前のクライアントとのコミュニケーションの中で
候補としてあげていくサイトデザインのラフのことを言います。
弊社の場合、クライアントとの話し合いの中からコンセプトを書き出して、それを一度紙の状態のラフに落とします。
クライアントが強調したい箇所、したくない箇所について客観的な分析を重ね、サイトに配置するメニューの優先順位を決めていきます。
人はなかなか他人のことは客観視できても、自分のことを客観的に見るのは難しいものです。
サイトにはアイデンティティが必要です。
なぜ、私でないとだめなのか?
サービスの特性や本質を明らかにし、伝えていく行為。
今日は、仕事の関係で佐々木正美先生の『子どもへのまなざし』という本を読んでいたのですが、
アイデンティティというのは、どのようにして確立されるのかというと、
「自分を、他人の目をとおしてみつめること」とありました。
自分の本質は、自分で自分を他人の目をとおしてみつめることの先にあり。
そういった自分の(自社の)人格というものは、他人との会話によってあらわにされるものではないでしょうか。
昨今、ブログや簡易ホームページで簡単にサイトを立ち上げることができる世の中ですが、
制作者の顔が見えて(わたしが作っています!)、実際に担当にあたるものと直接話ができることの
価値が、このアイデンティティの再認識・確立の部分にあると言っても言い過ぎではないように思います。
P.S. 余談ですが、今あるサイトをカンプにしてくれるサービスないかな~と探していたらありました!これです。