東京 神田に素敵なアーユルヴェーダ&ヨガスタジオがオープンしました。
オーナーは、弊社主催の企画にも積極的に関わってくださっている三井乙笑さん。
地元神田ではオーガニックなパン屋『三井製パン舗』の経営にも携わられています。
なんでも、地元にとても良い物件が見つかり、生まれ育ったこの地で地域密着型のほっこり楽しめるスタジオを作りたいということでご相談いただきました。
『ほっこり』というテーマはあったものの、その漠然とした概念を、どうカタチにするか少し悩み、改装中の店舗を訪れました。
場所は神田明神の鳥居が目と鼻の先。
窓から手をのばすと鳥居の頭を触れちゃうというある意味とんでもなパワースポット。
湯島聖堂と神田明神に挟まれて、窓から差し込む光もとても穏やかなものでした。
また、湯島聖堂側に大きく開いた窓からは緑しか見えない好立地で、神田駅から徒歩3分という都会にありながら静けさ漂う落ち着いた場所。
スペースは、大人数を収容するような大きなスタジオではなく、マット数で言うと10枚(10名)くらいが適切なちょうど良いサイズ。
アーユルヴェーダルームも定員一名の施術スタイルで、デリケートな話題のカウンセリングから肌の露出を気にすることのない、プライバシーあるプライベートなトリートメントが受けられます。
このスタジオで、もう一度深呼吸をした瞬間、サイトのイメージはできあがっていたように思います。
それは、『ほっこり』=『ひと息つける隙間』をサイト全体に渡って作りながら、初心者でも、ヨガの実践者でもピンとくるような、徹底的にユーザー目線で、不自然さを排除したサイトづくり。
演出されていながら、真実を伝える自然さをカメラワーク、そしてイラスト、デザインに求めました。
一部ですが、打ち合わせの前にオーナーに依頼した質問が、そのままコンテンツになっている箇所があります。
変に形式ばることなく、語りかけるようで、ストレートな想いへの言及が新鮮で、そのまま残すことに決めました。
ここまでテクニカルな話は一切でてきていませんが、サイトづくりって、今やお店の顔ですから、ありもののテンプレートや教科書に載っているようなテクニックに始終するやり方ってなんか違うような気がするんです。
技術はコンセプトに依存します。
必要があって、それが生かされる時、技術ははじめて武器になります。
ですから、私たちも技術ありきでなく、まずは全体のコンセプト→カタチを考えてから制作・技術検証に入るのですが、いつも「声高々に謳ったはいいけども作れるの!?」で四苦八苦しています(笑)
でも、だから、いいものができるのだと思います。
できることの中から、そのカタチの答えを探そうとするとき、なんだかありきたりでつまらないものになってしまいます。
ですから、まずはベストのカタチを徹底的に明らかにして、そこに忠実でありたいと考えています。
カタチの一般論から入っていれば、絶対に一ページの長さ(YogaとAyurveda)をあれだけ長くすることはなかったはずです。
最後にこちらのサイト、意外にも更新がとても簡単です。詳しくはお問い合わせください。
それでは、
はじめてのアーユルヴェーダは、ヨガもアーユルヴェーダも両方に造詣が深い、三井さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。
オーナーの三井さま、そして撮影にご協力いただきましたスタッフさま、ご近所のお客さま、
そして、クリエーションをご支援いただいたカメラマンのすぐるさん、イラストレーターのカヨさん、デザイナーのカオリさん、本当にお疲れ様でした。
ご協力に感謝して、ありがとうございました。