こんにちは。
shimozoです。
『さがしものはなんですか?』
ホームページ制作にあたって、いつも自分の心に問いかける大きなテーマがこのコトバです。
このキーワードを使ってブラブラ検索していると、素敵なページにたどり着きました。
リンク:ウノウラボ Unoh Labs: 探し物はなんですか?
とってもユニークなインターネット・サービスを展開されているウノウ株式会社のエンジニアさんが書かれた記事でした。
『情報探しの4つのモード』と称して、情報を探すときの気分を以下のように種類分けされていました。
- 探してるものを知ってる系
- 探し物はなんとなくわかってくるでしょう系
- 何探しているのかわからない系
- もう一度見つけ出したい系
なるほど、とっても上手い分け方ですね。
私も検索活動において、以上の中を複雑に行き来しながら捜し物をしているように思います。
それで、
それでは私なりにこの記事を受けての、『情報探しの5つの挙動(アクション)』みたいなものを考えてみたいと思いました。
「情報を探すときにどういったアクションを取るとお目当てのモノが見つかるか?」
そんなことを自分の経験を振り返りながら纏めてみます。
- 尋ねる・・・いさぎよく人に尋ねます。もしくは、知っていそうな人を紹介してもらったり、お目当ての情報に近い場所にいそうな人の所まで”訪ね”ます。
- 検索する・・・インターネットやリアルな文献などをあたって探します。
- 現場を見る・・・モノとヒトの関係性、ヒトとヒトの関係性など、どの文献にも書き記されていない現象を現場から読み取ります。この場合、情報はメッセージ化されておらず、浮遊しているような状態ですので自らの主観や客観視点から自分でクリエイトすることになります。
- 発信する(メッセージ・イン・ア・ボトル)・・・情報の発信に努めて、他人の関心を集め、情報を引き寄せる方法です。ブログを書いたり、Yahoo!知恵袋などのコミュニティで発言することにより、向こうからのアプローチを待ちます。行為はプッシュですが、結果はプルでやってきます。他には、自分をラベル(タグ)付けるアクションがあります。友だちや知人に対して自分をラベル付けしておき、何かの際に向こうから情報がやってくるような仕組みを敷きます。デザインされた名刺やemailのフッターデザインなどが挙げられます。また、検索作業や履歴に名前(タグ)を付けておき、ブログに掲載しておくなどといった離れ業もあるかもしれません。
- 行動を変える・・・もうこのあたりからおもいっきり間接的手法になっています。行動が変わると習慣が変わる、習慣が変わると性格が変わる、性格が変わると自己が変わる、自己が変わるとそもそも『探しているモノのテーマが変わる』可能性が出てきます。『ビッグ・フィッシュ』という映画がありますが、その中で自分の死ぬ間際のシーンを見せてくれる魔女がいました。最後の一枚に対する考え方が変われば、その探している情報が本当に必要かどうかから問い直すことになります。
いかがでしたでしょうか?
1,2,3は直接的な結果を、そして4と5は間接的に結果を獲るアクションになりました。
そして、番外編ですが、
何か悩み事(答えを探す行為)や手順について試行錯誤しているときに、人に話を聞いてもらっている最中に頭の中が整理されて、
「あっ、わかったわ!」
と閃く瞬間ってないでしょうか?
そういうのも『尋ねる』に入れたいと思います。
最後に、冒頭のメイン画像ですが、大ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の著者 スペンサー・ジョンソンの著書 『人生の贈り物―あなたの探し物は何ですか?』です。
すべての『探し物はここへ通ず!』といった、けれどもライトな内容の本でした。
ヨガの瞑想やメディテーションの講座の中でよく言われている内容とそっくりです。