先日、電車に乗っていると、
足腰が弱くなってそうな(若干の震えのある)、おじいさんが乗降ドアの前で立ち踏ん張ってました。
僕は、そのドアの端っこに背中をあずけて寄りかかっていたのですが、
↑
よくある若者の端っこ好きです。(シートや車両でも・・・)(;一_一)
「もしかしたら、ポジション替わった方がいいかな?」と思い、
ナチュラルにフェード・アウト。
すると先のご老人は「サササッ!」と、私が元いた場所に移動され、手すり棒につかまって
安心されたご様子でした。
そこで、僕は気付いたんです。
吊皮を持つには背が足りず、
シルバーシートは他の人でいっぱい、、
この環境の中で、足を不自由している人の第二のシルバーシートは
実はここ(乗降ドア横の手すり)なんだってことに。
「これから気をつけないとな~」と思うとともに、
この話をウェブ制作にあてはめて考えられないかなと思いめぐらせました。
アクセスしてくれるユーザーのコンディション(体調。カラダ、メンタルなど)を考えるって、
大事なことなのかもしれません。
その体調で、
その人はどんな環境(制約条件)の中にあるのかを考えることで、
トップページで見せるべきコンテンツが自然と決まるように思います。
こういう感じです。
いままで、ユーザビリティの観点から、アクセスしてくださるユーザーの視点に立ち、
「まず、この情報を確認したいんじゃないかな?」を念頭に設計してきました。
ヨガ教室の場合、まっさきに掴まりたくなる場所は
『クラス・スケジュール』だと思います。
スタジオの電話でお問い合わせいただくもののほとんどが、
「お昼はやっていますか?週末はどうですか?」といった時間に関係するものだからです。
今までと取り組み方は変わりませんが、この体調想起も今後のアイデアにつなげていきたいです。