スタイルにモノをあわせる。そして、さようなら

スタイルにモノをあわせる。そして、さようなら モンベルのブリーフバッグ
こんにちは。
下田です。

最近、にわか登山家を気取りだしてからというものの、アウトドア用品ブランドのモンベルのお店によく訪れています。
好きな店員さん、嫌いな店員さん、いろいろ好みはありますが、
みんな”そういうものが好き”というところで、ベースとなる感覚を共有できている雰囲気がたまりません。

○○が好きな人に悪い人はいない!
みんなそれぞれオリジナルのそれを一つや二つ持っているかと思います。

昨日は、「そろそろちゃんとした鞄買いなよ!取引先の人に笑われるよそんなのじゃ。。」という妻の叱咤を受けて、
前から物色していたモンベルのブリーフバッグを買いに行ってきました。

6,500円なり。
安!!

今回の購入に際しては、2~3週間前からどんなブリーフケースだったら今の仕事にフィットするかという視点から
いろんなブランドを候補に考えていました。

フェリージやTUMI、BREE、L.E.D.BITESから吉田カバン、そしてサザビーやUNITED ARROWSオリジナル
はたまたオロビアンコや万双なんかも。

今の仕事では、スーツを着ることは滅多にないものの可能性も捨てきれず、
一方、夏場ではハーフパンツで過ごすこともよくあり、
両方にフィットする鞄を考えなければいけません。

半ズボン(死語?)に、革バリバリのカバンってどうだろう、、
なんかLEONばりのお洒落さんでないとこっぱずかしくて、僕には無理。

だったら、両シーンで活躍しそうなものでタフな奴。
すると、もうこれっきゃなかったわけです。

いざというときに、死なない服。
パタゴニアの創業者の考え方が僕は好きです。

ビジネスの現場でもそんなモノと一緒に過ごしたい。
そんな気持ちから選ばれました。

さて、このブログのメイン写真の奥に並ぶお鞄は一体!?

こちらは、先代のSAZABY(サザビー)の鞄でした。
思えば、23歳ぐらいの頃からつかっていたはずなので、もう10年選手です。

職業もいろいろ変わり、高温多湿な海外へも1年半連れていったりと、
結構乱暴な扱いだったに違いありません。

もうボロボロ。

スタイルにモノをあわせる。そして、さようなら サザビーのブリーフケース
けれども、ちょうどいい感じでいつもひょいっと連れ行ける、
そんな手軽さと、「意外にやるやん」的なすっきりとした面構えがとても気に入っていました。

ずっと手放せず、修理してあげようかと某鞄修理屋さんで見積もってもらうと8,000円。
ライナーも取り替えるともっと。。

う~ん、買った時の半額を出して修理するか。
しても良かったのですが、別れあれば出会いあり。
感謝の気持ちをこめてお送りして、新しい鞄を購入するに至りました。

モノが、自分自身のスタイルを制約してしまうことってあるかもしれません。
いま、この鞄にあった靴、この鞄にあった服装。
そういうものから一旦離れてみたかったんですね。

モンベルのブリーフバッグを持っている人に悪い奴はいない。
そんな風に思える、思われる、素朴だけどもタフな仕事づくりにつなげていきたいと誓うのでした。