こんにちは。
OHANAsmile Inc. ウェブプロデューサーの下田です。
さて、三日目の今日はホームページ制作を企業・他者にお願いするメリットについて述べたいと思います。
ここでの他者というのは、その道のプロフェッショナルという前提で話をすすめます。
一般的に、ホームページを自分で作らずに、プロにお願いするメリットは下記のとおりです。
- 自分の時間が節約できる(自分が作るより早く仕上がるだけでなく、以後の運用を考えて設計してくれる)
- ノウハウが得られる(競合調査や市場分析、コンテンツの生み出し方を間近に学べる)
- 客観的な視点を与えてくれる(売り手の頭の中を、買い手の視点で上手に整理してくれる)
その反対に、お願いすることのデメリットとは?
ざっと思いつく限り、こんなところでしょうか。
- お金がかかる
- 納品後の更新が心配、、自分でできるのか?頼み続けなければいけないの・・・
- というか、そもそもお願いできそうな制作会社を探すのもスキルいるじゃん!
メリットに関しては、いくら話したとしても、
私自身が作り手/売り手である以上、どうしても売り込み臭く聞こえてしまうので
ここでは割愛して、デメリットについて詳しく見ていくこととします。
まず、
『お金がかかる』
う~ん、難儀な問題です。
特に「まずは小さくはじめたい!」と考えるビジネスオーナーにとっては、
真っ先に削りたい(節約したい)部分かもしれません。
ホームページの見積もりの現場でよく聞くのは、こんなやりとりです。
「1000万円です!」 「そんなバカな!」
「500万円です!」 「え~、そんなはずないでしょ!」
「100万円です!」 「う~ん、お高くないですか!」
「30万円です!」 「もっと安く出来るところ探してみます!」
「5万円です!」 「5万も払うんだったら、もっと他に・・・」
いかがでしょうか。
この違和感、どこから生じているかおわかりでしょうか。
それは、サイトの『バリュ=価値』について語ることなくしては
どれが適正価格なのかを明らかにできないところにあります。
※ちなみに、一般的(と言われる)制作料金表はこちらに詳しいです。
ウェブサイト制作にかける広告費は、簿記上は広告宣伝費の勘定でくくられるかもしれません。
しかし、私はある意味、こいつは投資活動だと思っています。
- かけた分だけ、返ってこなくてはいけない。
- また、かけた分は消耗せずに蓄積されなければならない。
- リスクは基本的に元本のみ=元本割れしない。
クライアントが知りたいのは、お金をかけたらかけた分、
ちゃんとリターンはあるのかということ。
ですから、5万円かけてもらったら、その2~3倍の価値は
生み出すサイトにしなくてはいけないというのがプロの考え方です。
ただ、オハナスマイルでは商談の場で最低受注金額に満たないお仕事や、
たとえそれを上回って、進められそうなケースにおいても話を白紙にさせていただくことがあります。
それは、考え方を共有させていただいた中で、見えてくる
こんなことが原因です。
- そもそも、その金額では安全な家は建てられない(ハリボテは作らない)場合
- 相手の姿勢から、その後の運用を考えた場合に2~3倍にするための方法論が確立できない場合
- ホームページに必要な予算を、事業収支計画を踏まえて考えると成立しない場合
よく、ホームページは家づくりに例えられます。
良い土地を探して、将来のライフスタイルを計画して、家族が安心して住める家を建てる。
『場所(市場)』『プラン(事業計画)』『店舗(構造物)』を定めていく作業ですね。
その作業を、家族が、家計が破綻しないように相談できる関係を築ける会社が
プロのホームページ制作会社だと思います。
この関係を良好に築くことが出来れば、更新についても心配する必要はないはずです。
制作着手の前に、将来のメインテナンスについて、費用がかかるところ、自分でできるところを
正々堂々確認していきましょう。
そして、自分にピッタリなプロを探すために必要なアクションは、
一度現実の『家づくり(家探し)』を参考に考えてみられてはいかがでしょうか。
- ハウスメーカー・工務店一覧をあたる(Web制作会社年鑑や制作会社一覧サイト)
- 電車から、街歩きの中で気になるお家を見つけた時に主人にうかがう(気に入ったサイトの製作会社を探す)
- 自分ではよくわからない。一緒に考えてもらいたいので建築家に相談!(構想の段階からプロに相談)
ちなみに、オハナスマイルはWeb制作会社年鑑などの有料掲載は利用していません。
全部、過去の制作物(作品)を見ていただいてか、口コミ・ご紹介なんですよね。
1件1件電話営業して、「ホームページいりませんか~」というスタイル、、
あまり好きではありません。弊社でさえかけてこられる会社があるのは驚きです。
う~ん、困った。
もし、ホームページ立ち上げの相談で、
「話を聞いてもらうだけなんて恐縮だな~」と思われていたら、フレンチクルーラーをお土産に
サクッといらしてください。
可能な限りお時間お取りします。
その営みが、きっとその方の将来のお客さんの『見つける』に応える
唯一の方法だと思うから。
次回は、「知ってましたか!?元を取るための考え方」についてお話します。
今日のポイント
いつか壊れるかもしれない手作り、綺麗な建売、住まうほどに味のある注文住宅、それぞれの価値を考えよ