URL:http://www.golfdigest-tokai.jp/
プロジェクト:サイト立ち上げ(デザイン、システム開発など)
感情には価値がある。
だから地元プレイヤーと一緒に。
ゴルフダイジェスト社様からの依頼で、東海エリアに特化したゴルフ情報ポータル(ブログ)サイトの構築を承りました。
ゴルフの情報サイトは数あれども、出版社としてこの時代に必要なアプローチとは?そんなことを打ち合わせで何度も御成門駅の改札をくぐりながら意見を戦わせました。
ウェブにはウェブならでは難しさとメリットがあり、純広ありきの紙媒体とはその設計思想の根本が違ってきます。そこを既存の紙媒体のモデルにたとえて、強引に理解しようとすると足元をすくわれる危険を感じたため、まずはユーザーが本当に「読みたい!」と思うものを愚直に追い求めるカタチを取りたいと考えました。
いくら優秀な広告モデルを組み込んだとしても、アクセス数が集まらなければ、ユーザーに支持されていない=価値をなしていないと言えます。ここは最終的な利益を度外視したアプローチが求められるところでした。
ところで、みなさんはどんな情報サイトが良いサイトだと思われますか?
私が考えているのは、こんな感じです。
- 読みやすい(基本!!)
- アクセスしやすい(モバイルでも!)
- 適度に更新されている(今日は何かな~♪)
- 出自がしっかりしている(信頼できる!)
- 共有しやすい(いいね!しちゃお)
- 親密さがある(お前って奴は・・・)
中途半端に6個とかになりましたが、
今は頭をどう捻ってもここにまとまりました。
一般的に言われていることとなんら変わりはありませんが、個人的に一番大切なのは最後の「親密さ intimacy」だと思います。
これだけ、情報がたくさんあふれている時代に、どうしても読みたくなる情報。
それは、人気(ひとけ)のある、とっても自分サイズの情報だと思います。
有名プロがどこどこと契約したとか、
誰がトーナメントで優勝しただとか、
そんなどこかで当たり前のように流れている全国的なニュースより、小ネタ以上、紙面未満の、本来雑誌であれば企画から振るい落とされていたようなものに、どこかの誰かを「クスっ(笑)」とさせるような面白くて粘る要素がたくさんあるとにらみました。
そんなことを気づかせてくれたのは、東海エリアの名物編集者 ヤーマンこと、弊社とゴルフダイジェスト社をつないでくださった山田さん。
サイトのコンテンツはそんな名物編集者 ヤーマンが東海エリアの取材を通して肌身に感じた、下記の3つのコンテンツと、東海ネタがふんだんに絡められたゴルフダイジェスト関連ニュースから構成されています。
- でらうま!(でらとは、「超」のことらしいです。超美味い!の名のとおりグルメコンテンツ)
- TOKAIビューティーズ(電車で読むのが恥ずかしい!ほど、東海美女のアレコレに触れる)
- 武市悦宏の30秒で300ヤードいかがっすか?(有名レッスンプロの人気動画が観られる大盤振る舞いオンラインレッスン)
雑誌では紹介できないような、”予測不能”な情報が次から次へと。
この、大手ゴルフメディアという威厳にとらわれない、身近で個人の感覚を大切にする姿勢が、データではなく「情報(感情)」を報じて欲しいと期待する今のネット世代にマッチしていくのではないかと考えています。
明日はアイツとどんなゴルフネタで盛り上がろうか
読んでいてゴルフがしたくなったら、それが私たちがやりたかった仕事なのかもしれません。
是非一度、サイトをご覧ください。
東海ゴルフダイジェスト – 東海エリア最大級のゴルフ情報サイト
facebookページも盛り上がっています!
こちらから。
制作に協力いただきましたクリエイターの皆様に感謝して。ありがとうございました。